養殖池のDOと水温を無線監視
早朝の大量死を未然に防ぐ

Field Magic フィールドマジック

LoRa

  • 長距離無線LoRa
  • 異常検知メール通知
  • ランニングコスト0円

現場のこんなお困り事ありませんか?

  1. 夜間〜早朝のDO低下
    無人で気付けず

  2. エアレーション
    手動操作で過不足

  3. DOは1日数回
    手計測で記録なし

  4. 高水温時のDO低下
    相関を把握できず

養殖池に泳ぐ魚と水面の波紋

DO 2.0mg/L以下でへい死、早朝に最低値を記録

農水省の養殖環境基準ではDOは5.7mg/L以上が目安*¹、3.6mg/L以下で摂餌率が低下します。夜間〜早朝の光合成停止でDOは最低値となり、無人時間帯の大量死につながります。

*1 農林水産省「持続的な養殖生産の確保を図るための基本方針」

設備を“無線化”し、計測・制御で課題を解決

FieldMagic ダッシュボード画面

DOと水温を24時間計測
閾値判定で自動エアレーション

DO 5.7/3.6/2.0mg/Lの三段階で警告と自動増強を切替

機器仕様・役割
溶存酸素(DO)センサ(4-20mA出力) 養殖池・陸上養殖水槽に投げ込み設置。測定範囲0〜20mg/L。蛍光式DOセンサはメンブレン交換が不要でメンテナンス負荷が低く、月1回程度の光学窓清掃で長期安定計測が可能。海面養殖の生簀には耐塩素・耐腐食仕様を選定
水温センサ(4-20mA出力) DOセンサと同一計測点に設置。4-20mA出力。高水温時はDOの溶解度が低下するため、水温との同時計測で夏場のDO低下リスクを相関分析し、予防的なエアレーション増強運用に活用
Field Magic アナログ入力ユニット DOセンサ・水温センサのアナログ信号を受信し、LoRa無線で親機に送信。1ユニットで最大4ch入力。池ごとに子機を分散配置し、防水対策として池の縁やポール上に設置。ソーラーパネル+バッテリーで商用電源のない池にも対応
Field Magic 接点出力ユニット エアレーションポンプ・水撹拌パドルの電磁開閉器を無線ON/OFF。Node-REDフローでDO閾値判定の自動増強・通常運転復帰を実行。給水ポンプ・排水弁・循環ポンプなど複合的な設備制御にも対応
Field Magic 親機(Node-RED/Grafana搭載) 子機からのデータを集約。内蔵WebサーバでDO・水温ダッシュボードを提供し、5.7/3.6/2.0mg/Lの三段階閾値でメール通知とエアレーション自動制御を発報。1分間隔の連続記録をCSV出力で養殖ノウハウの数値化に活用。インターネット接続不要のローカル完結
PC / タブレット 親機のWebサーバにブラウザでアクセス。全池のDO・水温ダッシュボード表示、閾値設定、トレンドのCSV出力をLAN経由で実施。携帯電波の届きにくい山間部や離島の養殖場でも問題なく運用可能

FieldMagicは

制御・可視化ソフトウェアを標準搭載
買い切り型で月額0

スケジュール運転の画面

スケジュール運転

曜日・時間に合わせて自動化/点灯・換気のスケジュールを一括管理。祝日の設定も可能。

現場マップの画面

マップで現場を見える化

複数の設備も1枚のマップに集約。ブラウザから状況と異常箇所を視覚的に確認でき、現場対応の判断が速まります。

ローコード制御設定の画面

ローコードでPLCいらず

設備制御のためにPLCや上位PCを導入する必要はありません。プログラミングの知識がなくても、画面操作で複雑な制御をローコードで可能にします。

製品・システム構成

親機と各機ユニット(子機)とLoRa無線で接続し、システムを構成。

「通信+制御」
ユニットを連結

FieldMagic システム構成図

制御ユニットは自由に組み合わせてご利用可能です。

設置工事

FieldMagic設置例

FieldMagicユニットとマグネットスイッチを搭載した操作盤を製作し、既存の制御盤へ増設します。

施工に関する注意事項

本機器の設置および配線などの電気工事は、関連法令に基づき、必ず有資格者が実施してください。

よくあるご質問

農水省の養殖環境基準では5.7mg/Lが目安です。魚種によって最適値は異なりますが、一般的には5.7mg/Lで早期警告、3.6mg/L(摂餌率低下閾値)で緊急アラートとエアレーション自動増強、2.0mg/L(へい死閾値)で最大出力と緊急通知の三段階設定が推奨されます。Node-REDの設定画面で池ごとに柔軟に変更できます。

はい。海水対応のDOセンサ(耐塩素・耐腐食仕様)を選定すれば、海面養殖の生簀にも適用可能です。4-20mA出力であればセンサの種類を問わずFMアナログ入力ユニットに接続でき、淡水・海水を問わず統一したダッシュボード運用ができます。

可能です。池ごとにFMアナログ入力ユニットを配置し、1台のFM親機で全池のDO・水温を一元管理できます。ダッシュボード上で池ごとの状態を横並び比較でき、慢性的にDOが低い池や異常のある池を即座に特定できます。

はい。FM接点出力ユニットのリレー出力で、給水ポンプ、排水弁、循環ポンプなどの電磁開閉器も無線制御可能です。水温が上昇した場合に給水を増やす、といった複合的な制御もNode-REDフローで構築できます。

蛍光式DOセンサはメンブレン(透過膜)の交換が不要で、メンテナンス負荷が大幅に軽減されます。センサ先端の光学窓の清掃を月1回程度行えば、長期安定した計測が可能です。隔膜式のセンサと比較してランニングコストも低く抑えられます。

FMアナログ入力ユニットはDC24V電源が必要ですが、ソーラーパネル+バッテリーの組み合わせで商用電源のない場所にも設置可能です。消費電力が低いため、小型のソーラーパネルで十分稼働します。

はい。GrafanaのトレンドデータをCSV出力し、給餌量・水温・DOの相関分析に活用できます。「この水温域でこの給餌量だとDOがどこまで低下するか」といった養殖ノウハウの数値化と技術伝承に貢献し、新規就業者への教育材料としても有効です。

はい。FM接点出力ユニットはリレー出力でエアレーションポンプの電磁開閉器を無線ON/OFFするだけなので、既設のポンプやパドルをそのまま活かせます。制御盤の改造や新規配線工事は最小限で済みます。

はい。FM親機はインターネット接続不要のローカル完結システムです。LAN経由でPC・タブレットからブラウザアクセスするだけで運用できます。携帯電波の届きにくい山間部や離島の養殖場でも問題なく動作します。アラートのメール通知を使用する場合のみ、親機をインターネットに接続します。

機器の選定・手配から現地設置・親機設定までを含め、標準的には2〜3週間で稼働開始が可能です。池ごとのDOセンサ設置とFM子機の配置は1池あたり数時間で完了します。Node-REDのエアレーション制御フローはヒアリング内容に基づいて事前構築するため、現地設置後すぐにDO閾値判定の自動制御を開始できます。

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