特徴

照明システムのスマート制御

従来の壁スイッチに代わり、手元スイッチやタッチパネルを用いることで、直感的かつ迅速な点灯・消灯操作が可能です。

照明の制御はPC設定で行われるため、工事や配線の変更を伴わずにレイアウトの調整が可能です。


分電盤への配線が不要

長距離無線通信(LoRa®)を活用して、分電盤の遠隔制御を実現します。複数メーカーのリモコンブレーカーやマグネットスイッチを直接制御できるほか、設備異常を示すランプの監視機能も備えています。

これにより、異常の早期発見と迅速な対応が可能となり、既存の分電盤にも後付けで導入できるため、現行設備を活かした効率的な運用が実現します。


無線中継&冗長化で、高い信頼性

各管理サーバにて分電盤との無線強度を測定、自動で最も近い管理サーバと通信が行われます。無線が届きにくい場所でも、管理サーバ同士をLAN接続することで無線通信範囲を拡張できます。

また、複数の管理サーバ(サブ)は同期バックアップ機能を搭載しており、メインサーバに故障が発生した場合の代替機として利用可能です。


ラップエリア消灯防止機能搭載

複数の作業エリアが重複して点灯している場合でも、消灯操作を実施すると、重複エリアは引き続き点灯するため、他の作業者の状況を気にせずに操作できます。


エリア操作照明システムの構成

広範囲を無線制御し、タッチパネルや手元スイッチから直感的に操作できます。複数の分電盤を一元管理して照明だけでなく空調や各種電機設備の制御も可能。無線ユニット1台に対して最大120個のリモコンブレーカーを接続できます。

エリア操作照明システムの構成図

※ LoRa® の名称および関連するロゴは、Semtech Corporation またはその⼦会社の商標です。