
ムダ運転をなくすための3つ仕組み
- 通常はFieldMagic(フィールドマジック)のスケジュール機能で自動制御を行い、中央で一元管理。必要に応じて、臨時停止や延長といった指示を遠隔からすることも可能。
- 大規模な配線工事を不要にし、短期間で導入できる。
- 新設設備はもちろん、既設にも後付けが可能。無線と中継機能により到達範囲を広げられるため、将来的には複数拠点へ段階的に拡張しやすい構成を実現。
非稼働エリアの設備停止を仕組みとして定着
FieldMagic(フィールドマジック)は、工場内で使われる照明・換気扇・エアー供給ラインなどに制御ユニットを設置し、無線によるスケジュール制御や遠隔操作を可能にします。休憩・終業・休日のスケジュールに沿って自動停止し、想定外の作業や点検などの臨時稼働時は管理画面から遠隔制御できます。既存設備を大きく変えずに、停止作業を確実に実行できる仕組みです。
安定した削減と準備工数の軽減
スケジュールに合わせて自動で停止と復帰を繰り返すことで、削減効果にばらつきが出にくくなります。現場を巡回してスイッチを切り替える手間も減り、段取りにかかる時間を短縮できます。さらに、操作履歴が残るため、どの設備をいつ停止させるかを見直す際の参考にもなります。
評価しやすい系統から段階的に展開
照明や換気・送風、エアー(電磁弁)といった設備は、比較的対象範囲が広く、停止時間も確保しやすいものです。まずは休憩時間や終業時刻、休日など、運転時間があらかじめ決まっている系統から取り組むと、効果が分かりやすく、その後の展開もしやすくなります。
機器構成

FieldMagicの制御先例
- 照明:LEDや高天井照明
- 換気:壁掛け・天吊り換気扇、送風機
- エアー:コンプレッサーラインの電磁弁
こまめな停止を実現する環境整備
FieldMagicなら、照明・換気・エアーなど、各種設備を無線で制御し、設定したスケジュールで停止・復帰させることが可能です。現場の運用手順を変えることなく切り忘れを防ぎ、省エネ効果を着実に積み上げることができます。既存設備を活かせる後付けの無線構成のため、導入工期を抑えながら省エネの取り組みを進められます。

