BSG-GW製品仕様書
基本情報
製品概要
型式一覧
型式仕様 | 商品説明 |
---|---|
BSG-GW-S | 当社センサーデバイスおよび当社クラウドサービスを利用した、データ収集向けカスタマイズ |
BSG-GW-AR | 当社クラウドサービス「AirRain」向けカスタマイズ |
形状
外形図
各部の名称
番号 | 名称 | 説明 |
---|---|---|
① | PWRランプ | 電源給電時に赤色に点灯します |
② | STATUSランプ | 当社クラウドサービス接続時に緑色に点灯します(接続処理中は点滅) |
③ | 4Gランプ | 4G回線利用時に緑色に点灯します |
④ | LPWAランプ | LPWA無線有効時に緑色に点灯/通信時に点滅します |
⑤ | 電源入力ジャック(DC) | AC アダプタジャック |
⑥ | Ethernetコネクタ | 10/100Base-TX LAN と接続します |
⑦ | リセットボタン | 工場出荷時の状態に戻す際に利用します |
⑧ | RFチャンネル | 無線周波数帯を設定します |
⑨ | LoRaアンテナコネクタ | LoRaアンテナを接続します |
⑩ | 4Gアンテナコネクタ1 | 4Gアンテナを接続します |
⑪ | 4Gアンテナコネクタ2 | 4Gアンテナを接続します |
⑫ | SIMスロット | 4G回線用SIMカードを挿入します |
定格/性能
カテゴリ | 項目 | 仕様 |
---|---|---|
インターフェース | Ethernet | 10/100Mbps x 1ポート |
4G LTE | LTE FDD Cat.1 | |
LPWA | 920MHz帯特定省電力無線 LoRa変調 | |
通信 | 通信プロトコル | 独自フォーマット(Private LoRa) |
通信距離 | 約2km (※1) | |
技術基準適合証明番号 | R001-P01026 | |
電源 | 電源 | 定格入力電圧:DC12V |
消費電力 | 10W | |
外形 | 形状 | 86(W) x 190(L) x 35(H) mm |
重量(付属品含まず) | 270g | |
環境 | 動作温度 | 0℃~40℃ |
動作環境 | 屋内 |
※1 見通し環境での目安であり、性能を保証するものではありません。
通信回線の仕様は下記の通りです。(当社提供の4G/LTE回線でご利用になれます)
通信方式 | SIMカードサイズ |
---|---|
4G/LTE (docomo) | nanoSIM |
付属品
- ACアダプタ(入力:100〜240VAC 50/60Hz):1個
- 4Gアンテナ(黒):2本
- LoRaアンテナ(白):1本
利用方法
電源(ACアダプタ)を差し込む前に、LoRaアンテナおよび4Gアンテナを取り付けてください。 本製品付属のACアダプタは、AC100〜240V、50/60Hz のAC電源で使用することができます。
ネットワークへの接続
外部ネットワークへの接続方法はEthernet利用/4G回線利用の2種類があります。
Ethernetを利用する場合、インターネット接続および DHCP サーバによる IP アドレス割り当てが行われる環境でご利用できます。
4G回線を利用する場合、4Gアンテナ(2本)を接続した上で、携帯電話等で接続キャリアの電波(4G/LTE)が受信できていることを確認してください。
Ethernetと4G回線を同時に利用する場合は、Ethernetが優先され、Ethernetからの通信ができない場合は、自動で4G回線に切り替わります。(電源が切断するまで切り戻りはありません。)
Ethernetでの利用開始
番号 | 手順 |
---|---|
1 | (インターネットを利用可能な)LANケーブルをEthernetコネクタに接続します。 |
2 | 付属のACアダプタのプラグを電源入力ジャックに接続します。 |
3 | STATUSランプが点灯していることを確認してください。 |
4G回線での利用開始
番号 | 手順 |
---|---|
1 | 付属のACアダプタのプラグを電源入力ジャックに接続します。 |
2 | STATUSランプが点灯していることを確認してください。 |
データ送信確認方法
クラウドサービスを利用してのデータ収取を行う場合は、当社クラウドサービス 「Bit Rack」 をご覧ください。
無線周波数帯の変更について
※下記は必ず無線周波数帯に対する知識のある方が行ってください。無線周波数帯の設定変更による不具合についてはサポート対象外となります。
本機では、製品横面に設置された「RFチャンネル」の操作で、無線周波数帯を変更することが可能です。
無線通信で使用する周波数を1からFまでの15段階で設定できます。周波数は200KHz単位になります。周辺で同じ周波数帯が利用されている場合、できるだけ隣接していない周波数を選択することを推奨します。必ずデータ送信元であるセンサー側の周波数帯と合わせてください。
RFチャンネルと周波数帯の組み合わせは下記のとおりです。
設定値 | 周波数 | ARIB STD-T108 単位チャンネル番号 |
---|---|---|
0 | - | - |
1 | 920.6MHz | 24 |
2 | 920.8MHz | 25 |
3 | 921.0MHz | 26 |
4 | 921.2MHz | 27 |
5 | 921.4MHz | 28 |
6 | 921.6MHz | 29 |
7 | 921.8MHz | 30 |
8 | 922.0MHz | 31 |
9 | 922.2MHz | 32 |
A | 922.4MHz | 33 |
B | 922.6MHz | 34 |
C | 922.8MHz | 35 |
D | 923.0MHz | 36 |
E | 923.2MHz | 37 |
F | 923.4MHz | 38 |
初期化方法
番号 | 手順 |
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1 | リセットボタンを押しながら、電源を接続してください。 |
2 | STATUSランプが点滅→点灯になったことを確認してください。 |